■協和包材 株式会社 〜地域の明日を担う〜
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工場の“入り口から出口まで”をカバーする包装資材総合メーカー
 生産と消費を結びつける流通の担い手として包装が今、重要な役割を担っている。特に、食品関連分野では商品保護や安全性・輸送性・簡便性の確保という観点からも必要不可欠な存在となっているが、包装資材業界の黎明期である昭和34年の創業以来、常に商品と時代にあった包装関連資・機材を供給。食品関連業を側面から支援するパートナーとしての役割を担ってきているのが、大分市の『協和包材梶xである。
●食品関連分野の需要を先取りして創業
 『協和包材梶xは、包装梱包資・機材及び包装用プラスチックフィルムの印刷製袋加工等包装資材の総合メーカー。同時に、環境・衛生関連商品等の販売も手がける卸小売商社でもあり、自動包装システムに関する企画・立案・レイアウト等も行うコンサルタント企業でもある。
 創業は、まだポリエチレンチューブが市場に出回り始めたばかりの昭和34年4月。河野亨社長の父親で、元々は食材卸会社に勤務していた河野章会長が、「営業で食品工場を回る中で、丈夫で清潔なプラスチックフィルムが今後、食品関連分野の包装資材として伸びてくる」(河野亨社長)と、その需要を先取りして創業した。
 包装資材の企画・デザインから印刷・製袋加工までの一貫生産を行っている同社のモットーは、“工場の入り口から出口まで”。ポリエチレンやポリプロピレン等の包装フィルムをはじめ特殊フィルム、ラミネート製品などを素材に、「商品と時代にあった各種パッケージを印刷・加工する」とともに、包装関連自動機械や梱包資材、食品用のトレーやラップ・保冷剤・各種シール、さらにはテープ類や一般用コンテナ・POSラベル・手提げバック等、包装に関するありとあらゆる商品を取り扱い、県下のスーパー・食品工場を中心とする食品関連業に供給。
そのアイテム数は約16,000にものぼり、「顧客数は県内の食品関係を中心とする700社ですが、部門別受発注が行われているスーパー分を考慮しますと実質的には1,000社を超えています」という、県下食品関連業を側面から補佐する“パートナー”としての役割を担っている。
●i-モードで受注情報をリアルタイム化
 包装は今や生産と消費を結びつける流通の担い手として重要なウェイトを占めており、販売方法の変化や消費者のライフスタイルの変化、つまり対面販売の衰退に伴うパック包装化や個食化・バラエティ化による多品種小ロット化等を背景に、包装資材に対するニーズはますます多岐・多様化している。
 しかも、「包装袋やトレイ・ラップ等の包装資材は個々には何銭という小さな商品ですが、生産現場や店頭で包装資材がなくなると製造や商品供給がストップしてしまいます」というように、絶対に欠品が許されない“重要部品”だ。このため緊急発注にも柔軟かつ迅速に対応できる受注−生産−物流の効率化が求められているが、同社はこの春から受注情報をリアルタイム化して受発注から入出庫・在庫管理、生産管理までを連動させた新システムを稼働、「顧客それぞれの実態に応じた対応を強化して顧客満足度をさらに高めていく」方針である。
 同システムの特にユニークな点は、携帯電話iモードの活用だ。通常、受注データのリアルタイム化ではPOSが広く活用されているが、「商品アイテムが膨大なためPOS端末に入ら切らず、価格も顧客や取引形態によってマチマチのため担当者にしかわからないという複雑さがあり、受注した本人が現場で入力するのが一番ミスが出にくい」と、最もアクセスしやすいツールとして携帯電話を選択したものだ。
 同システムは、本社サーバーのデータベースから担当者コードを入力、地域別・得意先別の商品を呼び出し、受注品目を現場で入力し、データをインターネット経由で本社に送る仕組み。これによってリアルタイム受注による在庫確認や発注手配の迅速化と、これに伴う@欠品防止・荷揃え迅速化による配送効率の向上、A適正在庫把握による在庫負担の軽減、B正確な納期管理による生産効率の向上、Cデータ管理の一元化による入力時間・ミスの軽減−等が期待されるとしており、その取り組みは今、新ツールを活用したビジネスモデルとして多方面の注目を集めている。
事業所プロフィール
会社名 協和包材 株式会社
所在地 大分市畑中282−1 Tel 097−543−3333
代表者 河野 亨
資本金 1,000万円
組合員数 29名
事業内容 各種プラスチックフィルム印刷加工、トレー・ラップ等食品包装資材全般、農産資材全般、包装・梱包機械及び資材の製造販売
創 業 昭和34年4月
URL http://www.kyowa-p.com/

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