■株式会社 SES 〜地域の明日を担う〜
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情報に関する危機管理と環境保全問題を同時に解決する
 個人データを扱う企業・事業者等に対し、その安全管理と流出・漏洩防止のための適正な取扱いと処理を義務づける「個人情報保護法」の全面施行から約1年が経過した。
 この間、ファイル交換ソフト「Winny」を介した情報の流出・漏洩問題が連日のように報道されるなど、個人情報の安全管理と漏洩防止のための適正処理がいま改めて求められている。
 中でも、問題となるのが、適正に廃棄処分したはずの重要データの知らない間の流出・漏洩だが、機密文書や重要書類、病院カルテ等を専門的に処理し、“情報に関する危機管理と環境保全問題を同時に解決”しているのが、大分市の「エス・イー・エス梶vである。
●機密文書等を安全・確実に破砕処理
 「エス・イー・エス梶iSecurity & Ecology Solution)」の設立は平成14年3月。昨年4月からの個人情報保護法の全面施行と、全国的な広がりをみせている公共焼却施設への廃棄紙類の持ち込み規制の動きを先取りする形で、大分信用金庫を役職員定年で退職した安部郁夫社長が創業した。
 安部社長によると、「銀行時代にシステム部長や事務管理部長等を経験し、部外秘の機密文書類の処分はひとつ間違えると命取りになりかねないことを実感した」ことが、機密文書・書類等を安全・確実に処理する専門会社を興す動機となったそうで、当初会社設立を任せることにしていた友人が断念したことから自ら創業、大分市佐野の流通業務団地内に処理工場を建設したもの。
 個人情報の流出・漏洩は、場合によっては企業・事業者に致命的な打撃をもたらすことにもなりかねないが、「エス・イー・エス」は、廃棄処分する機密文書や重要データを入れた保管箱を開封することなく、メーカーと共同開発した大型シュレッダーにかけて破砕処理し、判読不能な大きさにまで細断した後に圧縮固化。シュレッダー室での作業は別室から確認できるようにしており、これによって開封による流出・漏洩を防止するとともに、安全・確実な処理の様子を目視できるようにしているのが最大の特徴だ。
●600を超える事業所が委託処理
 安部社長によると、同社の会員数は現在、国・県の機関や金融機関、保険証券、病院、会計・法律事務所など約300。保管期限の切れた顧客名簿や病院カルテ、企業の決算書類等の機密文書・重要書類のほか、フロッピーディスクや光磁気ディスク、ビデオカセット、プラスチックカード類、レントゲン写真等を受入れ・処理しており、細断処理後の圧縮固化した紙類は大分・宮崎県内の製紙工場でトイレットペーパーとして再生、またプラスチック類はRPF(固形燃料)原料として再生されている。処理能力は1時間700kg。処理費は文書類が1kg63円(会員は57円)、FDは1枚100円(同50円)、ビデオテープ1個200円(同150円)、プラスチックカード1枚25円(同10円)など。
 「最近は適正に処理したことを保証する細断証明書の発行先が増えている」そうで、その分を含めると委託先事業所はすでに600を超えているが、「信用問題に直結する危機管理意識の高まりから、さらに処理依頼が増える」とみており、今後、県下の機密文書・重要書類処理施設としての役割を担っていく考えだ。
事業所プロフィール
会社名 エス・イー・エス株式会社
所在地 大分市大分流通業務団地1-3-14   Tel 097−524−3881
代表者 安部 郁夫
資本金 4,000万円
従業員数 5名
事業内容 事業系一般廃棄物及び産業廃棄物の収集及び運搬・処理(シュレッダーによる破砕・細断処理)
創 業 平成14年3月
URL http://www.s-e-s.co.jp/

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